コンピュータ:記事一覧

NOMOTO Tomonori(PGP Public Key)

2006年11月24日

秋葉原価格と梅田価格

ヨドバシカメラって、Webによれば全店統一価格らしいのだけれど、梅田と秋葉原の店舗に行っていつも思うに値段はやっぱり明らかに違う。

最近もHDD(Seagate Barracuda 7200.10, 320GB)を買うのに梅田で価格をチェックした後秋葉原で見てみたら、アキバのほうが2000円くらい安かった。

どうも秋葉原価格のほうは多くの場合、ポイント差し引き価格がAKIBA PC Hotlineの最安値を下回るようにできているような気がするので、やっぱり競争が激しい分安いのだろうと推測する*1

結局のところ、中古の初期不良や相性問題が心配される場合を除けば、東京に行ったついでに秋葉原のヨドバシあたりで買ってくるのが多くの場合一番安いのかな…と思う今日この頃である。

そんなわけで、ひさびさに更新してみた。

*1: 山手線沿線の他のビックやヨドバシも同じ傾向なんだけれど少々遠かったので、ヨドバシのアキバ店ができてその点便利になった。

投稿者 nomoto : 02:34 | コメント (2)

2006年06月10日

PCオーディオ環境

のもとのPC回りのオーディオ環境はこれまで自宅の方を重点的に良い物を使っていたのですが、最近ふと気がつきました。

そう。最近のもとは自宅より居室&実験室の方が滞在時間が長いのです。

考えてみたらPCに接する時間も自宅マシンは結構少なくなっていて、メインマシンが居室マシンになりかけています。

ということは、大して使いもしない自宅用に良いオーディオボードを使うより、日々使用頻度の高い居室マシンにオーディオボードを入れたほうが賢いのではないか。

…というわけで、思い立つ日が吉日(じつは今週はじめ)。早速自宅のオーディオボードを居室に上げてきたのでした。

そんなこんなで、これまでは

自宅:RME 96/8PST proのデジタル出力→5.1chホームシアターシステム(DENON DHT300)、ヘッドフォン他.

居室:AUDIOTRAK OPTOplay→ヘッドフォン(以前はB&O A8、ここ1年くらいはEtymotic Research ER4S).

だったのが、

自宅:マザーボード付属の光デジタル出力→5.1chホームシアターシステム、ヘッドフォン他.

居室:RME 96/8PST proのアナログ出力→ヘッドフォン(Etymotic Research ER4S).

となったのでした。めでたしめでたし。


変えてみての感想としては、

  • まず、RME 96/8PST pro→マザーボードのSPDIFへ変えたのが案外違いが分かる気がします。デジタルだから大して変わらないかなと思ったのですが。…とはいえ、元々音質を気にするホームシアターでもないので良しとします*1
  • OPTOplay→RME 96/8PST proは良くなりました。OPTOplayもそんなに悪い物でもないのですが、流石にRME 96/8PST proは価格帯も違うし、うちの単品コンポのCDプレーヤと比べてみても96/8PSTproのほうが良かったりもするので*2、まぁそんなものでしょう…というか当然。


あとついでなので今居室で使っているヘッドフォン(イヤホン)、Etymotic Research ER4Sについて書いておきます。

まず、基本的にすごくフラットです。MDR-Z900みたく低域が強烈にブーストしているわけでもなく、MDR-CD3000みたいに高域が華やかなこともありません。でも細かい音までちゃんと聞こえます。

次に、カナル型なのでそれほど目立たないし、遮音性が高いので耳栓にもなります。しかもインピーダンスがわりと大きめなので、飛行機の中で座席のヘッドフォン端子に差しても巨大な音量に頭を抱える必要はありません。

欠点としてはまぁ外見がプラ製で安っぽく見えるとか、それにもかかわらず高い…とかですが、総合的にはかなり良いヘッドフォンだと思います。*3

*1: よくよく考えてみたら、自宅用にわざわざ96/8PSTを使っていたのは元々はDATの録音データを取り込むためだったことを思い出した。手持ちのオリジナルデータは大体HDDに取り込んだのだけれど、未だD-07の96kHz16bitデータだけはHDDに取り込めていないのでなんとかしたいところではある…。

*2: ちなみにそのCDプレーヤは92年製CDP-555ESJ。

*3: ちなみに東京なら秋葉原のLAOX Mac館で試聴できます。大阪だと梅田ヨドバシに展示してあるのを見ました。

投稿者 nomoto : 01:03 | コメント (0)

2005年06月22日

1.5日→6時間

うちのブロードバンドルータにはアクセス制限のログをメールするように設定してある。

ログが100件溜まるとメールで知らせてくれる。

これまでのYahoo!BBでは、ログが一杯になるまで平均1.5日掛かっていた。


そして、Yahoo!BBからeoホームファイバーに変更してから数日。

明らかにアクセス拒否件数が増加した。

これまでログ満杯まで1日は掛かっていたのが、6時間くらいで一杯になるようになった。

夜間は酷く、3時間くらいで、メールしてくることもある。

で、そのログを見てみると、アクセス先は135番と445番ポートが多く、139や6000、1026、1027なんかもある。

しかしIPアドレスを見た感じ、まぁ当然ながらサブネット内にWindowsがあるとかいうわけでもなさそうだ。

…ということは、やっぱりこれはウイルスやらトロイやらの仕業かねぇ…。

さすが光インターネットというかなんというか…。

投稿者 nomoto : 23:09 | コメント (0)

2005年06月21日

eoホームファイバー

最近はNTT回線使用料+ADSLと光ファイバーのネット&電話の料金がほとんど変わらないらしい。そんなわけで、関西電力系の光回線を契約してみた。

ケイ・オプティコムのeoホームファイバー&eo光電話。

申し込んだのが4月中旬。

4月末〜5月上旬に宅内調査が入り、5月中旬に賃貸管理会社との書類を遣り取りし、6月初旬に屋外回線工事(家の目の前までケーブル引き回し)が入り…。

そして6月後半。ついに屋内工事も終わり、開通。

…というわけで、早速スピードを測ってみた。

まずはケイ・オプティコム内部から*1

 下り速度 67.36Mbps
 上り速度 63.37Mbps

これは開通直後の結果。なかなか良いかも。

でも、さっき測ったら

 下り速度 32.58Mbps
 上り速度 20.40Mbps

となった。どうやら時間帯によってだいぶ混雑具合が違うみたいだ。

次はYahoo!BBのサーバでspeedtest

http://speedtest.bbtec.net/
通信速度測定結果            
 
下り通信速度 27922 Kbps
上り通信速度 5745 Kbps

0時頃の測定。夕方はもっと早かったような…。

他にもいろいろ試してみた。

それぞれの結果は「速っ」といえるほど速くもないけれども、時間が時間だし、そんなに悪くはない結果なのではなかろうか。明らかにADSLより速いし。

こんど他の時間にも測ってみようっと。

------ BNRスピードテスト (ダウンロード速度) ------
測定サイト: http://www.musen-lan.com/speed/ Ver3.4001
測定日時: 2005/06/21 00:07:29
回線/ISP/地域: 
--------------------------------------------------
1.NTTPC(WebARENA)1: 14486.315kbps(14.486Mbps) 1810.55kB/sec
2.NTTPC(WebARENA)2: 10755.264kbps(10.755Mbps) 1344kB/sec
推定転送速度: 14486.315kbps(14.486Mbps) 1810.55kB/sec

------------ Broadband Networking Report ------------
<アップロード速度>
 データ転送速度: 18.05Mbps (2.25MB/sec)
 転送データ容量: 1000kB
 転送時間: 0.443秒
-----------------------------------------------------
 測定日時: 2005年06月21日(火) 00時08分
 測定サイト: http://www.musen-lan.com/speed/
 利用ブラウザ: Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; .NET CLR 1.1.4322)
-----------------------------------------------------
測定サイト http://speedtest.excite.co.jp/ v1.22
測定時刻 2005/06/21 00:09:58
プロバイダ/回線/地域 K-OPTI.com/eoホームファイバー/兵庫県
推定最大ダウンロード速度 18.65Mbps(2387kB/s)
推定最大アップロード速度 5.98Mbps(765kB/s)
測定品質 1.01
http://speedtest.goo.ne.jp/
20.27Mbps

*1: ブロードバンドルーター(planex BRL-04FM)経由。PCはWindowsXP Professional。なお、Norton Internet Securityは停止して測定。Softetherは繋がってるかも…。

投稿者 nomoto : 00:50 | コメント (0)

2005年01月19日

ディスク容量と速度

11月末に仮納入されたDual Itanium2マシン。

注文仕様の300GB HDD×3台が未だ来ないまま年を越してはや半月。

そろそろ今の73GB×3台じゃ根本的に足りなくなっているのでなんとかしてほしい…。

昨日試してみた計算では通常のスクラッチ領域73GB×3台の実効容量191GBに、さらにrwfファイル領域としてシステムディスクの116GBも追加して総勢300GB以上のスクラッチ容量を確保したにもかかわらず、全容量を食いつぶしてあえなく異常終了…。

メーカーから安定品が送られてこないのはよく分かりましたが、そろそろ300GB×3台を本気で納入してもらいたいんですが…。>>HIT

ディスク食いつぶされ状況はこんな感じ。

[nomoto@Itanium2 ~]>df -h
Filesystem            Size  Used Avail Use% Mounted on
/dev/sda3             133G  127G     0 100% /
/dev/sda1             102M   11M   90M  11% /boot/efi
/dev/md0              202G  191G  1.4G 100% /scr
none                  6.0G     0  5.9G   0% /dev/shm
[nomoto@Itanium2 ~]>ls -l /tmp
total 121637808
-rw-r--r--    1 nomoto   users    124435464192 Jan 18 15:55 Gau-14077.rwf
drwx------    2 hpc      users        4096 Oct 22 09:26 orbit-hpc
drwx------    2 root     root         4096 Oct 22 09:26 orbit-root
[nomoto@Itanium2 ~]>ls -l /scr
total 199424728
-rw-r--r--    1 nomoto   users           0 Jan 17 14:31 Gau-14077.d2e
-rw-r--r--    1 nomoto   users           0 Jan 17 14:31 Gau-14077.int
-rw-r--r--    1 nomoto   users    204010946560 Jan 18 14:52 Gau-14077.rwf
-rw-r--r--    1 nomoto   users      524288 Jan 18 12:55 Gau-14077.scr
drwx------    2 root     root        16384 Nov 15 19:58 lost+found

見事、空き容量ゼロ…。

なお、このHDD3台はソフトウェアRAIDのストライピング。

本当に読み書き速度が速くなっているかどうか確認したかったので、Linux用のベンチマークソフトを探してきて試してみました。*1

まずはItanium2機でストライピング×3台(Ultra320 SCSI)

nomoto@itanium2 ~/bonnie++-1.02b> ./bonnie++ -d /scr
(中略)
Version 1.02b       ------Sequential Output------ --Sequential Input- --Random-
                    -Per Chr- --Block-- -Rewrite- -Per Chr- --Block-- --Seeks--
Machine        Size K/sec %CP K/sec %CP K/sec %CP K/sec %CP K/sec %CP  /sec %CP
Itanium2        24G  7537  39 185288  27 53395  11  7190  39 193716  28 501.4 3
                    ------Sequential Create------ --------Random Create--------
                    -Create-- --Read--- -Delete-- -Create-- --Read--- -Delete--
              files  /sec %CP  /sec %CP  /sec %CP  /sec %CP  /sec %CP  /sec %CP
                 16  2059  39 +++++ +++ +++++ +++  2176  39 +++++ +++  7143  39

流石に速いです。通常接続のシステムディスク(Ultra320 SCSI)の結果が

nomoto@itanium2 ~/bonnie++-1.02b> ./bonnie++ -d /tmp
(中略)
Version 1.02b       ------Sequential Output------ --Sequential Input- --Random-
                    -Per Chr- --Block-- -Rewrite- -Per Chr- --Block-- --Seeks--
Machine        Size K/sec %CP K/sec %CP K/sec %CP K/sec %CP K/sec %CP  /sec %CP
Itanium2        24G 18100  98 51232  16 20109   4 17959  96 59344   6 276.5   0
                    ------Sequential Create------ --------Random Create--------
                    -Create-- --Read--- -Delete-- -Create-- --Read--- -Delete--
              files  /sec %CP  /sec %CP  /sec %CP  /sec %CP  /sec %CP  /sec %CP
                 16  1944  98 +++++ +++ +++++ +++  1995  98 +++++ +++ 10394 100

なので、3台つないだだけのことはあります。

ついでにPentium4機のATA 2台でのストライピングも試してみたら、

nomoto@pentium4 ~/bonnie++-1.02b> ./bonnie++ -d /scr
(中略)
Version 1.02b       ------Sequential Output------ --Sequential Input- --Random-
                    -Per Chr- --Block-- -Rewrite- -Per Chr- --Block-- --Seeks--
Machine        Size K/sec %CP K/sec %CP K/sec %CP K/sec %CP K/sec %CP  /sec %CP
Pentium4         4G 10190  24 78034   8 26039   2 10653  23 61342   2 109.7   0
                    ------Sequential Create------ --------Random Create--------
                    -Create-- --Read--- -Delete-- -Create-- --Read--- -Delete--
              files  /sec %CP  /sec %CP  /sec %CP  /sec %CP  /sec %CP  /sec %CP
                 16  2058  29 +++++ +++  3858   0  2313  30 +++++ +++  5193  30

となり、Pentium4機のシステムディスク:ATA 1台のみだと

nomoto@pentium4 ~/bonnie++-1.02b> ./bonnie++ -d /tmp
(中略)
Version 1.02b       ------Sequential Output------ --Sequential Input- --Random-
                    -Per Chr- --Block-- -Rewrite- -Per Chr- --Block-- --Seeks--
Machine        Size K/sec %CP K/sec %CP K/sec %CP K/sec %CP K/sec %CP  /sec %CP
pentium4         4G  9940  25 48472   8 23317   3 10711  21 50616   4 107.1   0
                    ------Sequential Create------ --------Random Create--------
                    -Create-- --Read--- -Delete-- -Create-- --Read--- -Delete--
              files  /sec %CP  /sec %CP  /sec %CP  /sec %CP  /sec %CP  /sec %CP
                 16   981  19 +++++ +++ +++++ +++  1125  28 +++++ +++  3560  25

となりました。

*1: バージョンが古いのは愛嬌ということで…。

投稿者 nomoto : 03:02 | コメント (0)

2005年01月08日

デュアルディスプレー

ふと思い立って大学用のディスプレーをデュアルディスプレーにしてみました。*1

これまで使っていた17インチのCRTのSony CPD-G200 (SXGA)に加えて、20.1インチのIO DATAのLCD-AD202GW (UXGA)を買ってきて正面に置いて、デュアルディスプレー環境へ。

このディスプレー。新宿のビックカメラで買ったわけなのですが、実は結構重い(梱包状態で12.4kg)ので新宿から化学東館まで運ぶのが大変。かつてSony CPD-G200を買ってから家に持って帰った時のことが思い起こされて*2、どうなることかと思ったのだった。

なにはともあれ、設置して使ってみると、このディスプレーサイズだとPDFの論文を2ページ表示してもまともにで読めるということが判明。

17インチとか19インチだと印刷しないと読む気がしなかったのだけれど、今回のこれは結構かなり良いかもしれない。*3

*1: ヤケ買いという説もアリ。なお、上の液晶画面はベンチマーク実行中。

*2: 池袋のビックから家までの1キロくらいの間を20キロ以上の箱を持って歩いて帰ったのでものすごく大変だった。

*3: でも自宅用には23インチ欲しいなぁ…。いや、Appleの30インチもいいな。高いけど…。

ただこのLCD、保証期間は3年ということになっているけど、液晶のパネルとバックライトは保証1年なんだそうな。紛らわしくも保証書の裏にささやかに書かれてます。

それならば長期保証をつけてもらおうと、翌日になって再びビックに行ってみたものの、長期保証でもやはり液晶パネルは修理できないとのこと…。*1

使えない保証だねぇ…。新宿までの電車代損したよ…。

*1: 保険会社との契約がそうなっているとのことで…。

投稿者 nomoto : 23:41 | コメント (0)

RADEON 9600SE

液晶導入に伴い、グラフィックボードもついでに買ってきた。

これまでのELSAのGLADIAC511だとアナログ2系統だから、液晶にするんならDVI-Dでやはり繋ぎたかったんだよねー。そんなわけで買ってきたのは玄人志向のRD96SE-A128GOLDってやつ。単純に新宿ビックにあったDirectX9対応でファンレスでアナログ出力がオンボードな一番安い価格帯のRADEON*1

インストール後、早速ベンチを走らせてみる。

しかしこのグラフィックボード、ベンチマークとしてSPEC Viewperf 6.1.2とか試してみてもAGP8xモードだと結果以前にベンチマークが途中で止まってしまう。しかも、なんとか終了したDX-06とかLight-04の結果はQuadro化Gladiac511と大して変わらない…。*2

遅い。

これは変だな思って、ちょっとRADEON 9600SEをgoogleで検索してみる。

すると…RADEON 9600SEは遅いということで方々で地雷扱いされていた。やはり64bitのメモリバンド幅は遅いのだそうで…。あはははは・・・。*3

がっくし。

まぁ大学用は3Dにはほとんど使わないから問題ないといえば問題ないのだけれどねー。

*1: DirectX9対応というのは、今うちにあるのはどれもDirectX8までだから、DirectX9対応のにしてみたかったから。アナログ出力オンボードというのは、ロープロファイル仕様のフラットケーブル引き出しは如何にも画質に影響ありそうだったから。現実にもフラットケーブル引き出しは http://niga.sytes.net/at/radeon9600.html にあるとおり画質悪いみたいね。))。ディスプレー購入時のポイント還元で購入((アキバでグラフィックカードを買いあさる時間はちょっとなかったので…。

*2: まぁUXGA+SXGAデュアルディスプレーのDVI-D出力で測定しているという原因もあるかもしれませんが。

*3: 新宿のビックには128bitのボード、なかったんだよねー。

2004年11月28日

Itanium2マシン到着

研究室にItanium2のコンピュータが一昨日やっと到着した。

1ヶ月前に納品される予定だったのに、300GBのUltra320 SCSI HDDがまだ来ません来ません…とはぐらかされて3週間。業を煮やして在庫のHDDを入れてとっとと送ってください…と言ったところで300GBHDDが到着。…でもそのHDD、結局上手く動かなかったらしく、一昨日届いた時には73GBのHDDが3台納まった状態…。(3台でストライピング)

まったくもって困ったものだ…。

で、到着後ディスプレイ&キーボード用棚を作ってコンピュータを設置した状態がこれ。*1

上のディスプレー&キーボード台は後楽園のドイトでカットしてもらった18mmのラワン合板の上にリフォーム用シートを被せたもの。案外綺麗にできた。*2

さて、気になるのはパフォーマンス。

このマシンのCPUはItanium2 1.4GHz×2。

まずはとりあえず姫野ベンチを走らせてみた。

すると…、ifc8.1でオプションなしコンパイルしたら400Mflopsくらい、-fastオプション付きで1200Mflopsくらいになった。(いずれも1CPU)

比較対象として、試しにPentium4 3.2GHzマシンでifc7.1を使ってコンパイルしてみたら、-O3オプションの有り無しにかかわらず550Mflopsくらい。結局は最適化次第ということで、速いんだか遅いんだか今のところなんだかよく分からない結果となった。

ただ、いずれにしろ2GB以上のメモリを使うような計算はPentium4だと不可能なわけで、そういう計算が出来るという点がこのマシンの重要なところだ。

*1: テーブル下の黒いラックマウントのやつ。奥行きが75cmもあったので、到着して箱から出したときにはその大きさに皆で唖然としたのだった。

*2: でも、今日ハンズに行ったらちょうど良いサイズのメラミンボードがあったので、こっちを加工したら良かったとちょっと後悔した。

2004年07月29日

theSpoke Premium への登録

登録完了したみたい。今日の早朝(2時前)にメールが入っていた。

はがきをポストに投函してから登録完了までにほぼ1週間かかったことになる。

早速インストールしてみたけど、ほぼ完全にインストールしたのでHDD容量を3GBくらい食ってしまった。しかもインストール前にIISもインストールしないといけないのがなんだかなぁ…な気分ではある。

なにはともあれ、せっかくVisualStudio .NETを入れたことだしHippLinerをBLAS&LAPACK化の上再設計とかMolStatをもっとまともなものに作り直すとかもやりたいのだけれど、どうもそれどころじゃない感じだなぁ…。

2004年07月28日

Visual Studio .NET theSpoke Premium Version 2003

Visual Studio .NET theSpoke Premium Version 2003を先週買ってきました。ソフマップにて3780円。希望小売価格は4600円でビックとかヨドバシもそのあたりの値段なのに、秋葉原のLAOXやソフマップは何故かそれより1000円近く安かったのでした。

このVisual Studio .NET theSpoke Premium Version 2003、先月から学生向けに販売されていたのですが、そのライセンスがどんなものか良く分からないので躊躇していたのです。

…というのは、ボーランドだとC++Builder5 Professionalのアカデミック版でも作ったプログラムの配布を制限されることもなさそうだったのが*1、BCB6になってアカデミックの使用許諾がものすごく限定されてしまったのでアップグレードを行う気になれなかった、という経緯があるから。 (BCB6にするとHippLiner他の配布ができないということになりかねない。)

*1: かの「ナンセンスでないライセンス契約」にはアカデミック版に関する記述は何もない。

しかし最近このtheSpoke Premiumを買った人にライセンスを見せてもらったところ、使用目的の限定はない上に卒業した時のこともきちんと記述があって"使用可能"とのことで、喜んで買ってきたわけなのでした。

買ってきたパッケージの中のメンバーシップ登録依頼書に購入レシートのコピーと学生証のコピーを貼り付けてマイクロソフトに送付したのが先週末。今週末か来週頭には認証が完了するはず。

認証が完了したらちょっと前に評価版をダウンロードしたIntel MKLIPPICCを使ってみよっと。*1

*1: 今はこれらのアカデミック版のライセンスが気になっているのだったりする。特にキャンペーン中のMKL。

2004年07月04日

VAIO type U in my desk

6/21に書いた、type Uを机の中に入れた時の写真はこんな感じ。

特に問題もなく机の中に納まっています。

この引き出しの中にはデスクトップ機のUSBハブも入っており電源コードをいくつも机から出すのは邪魔だったので、机の中にテーブルタップを引っ張り込んできて中でACアダプタにつないでいます。こうするとACアダプタのケーブルをわざわざ延ばす必要もなくなって一石二鳥。

投稿者 nomoto : 23:48 | コメント (0)

2004年06月21日

机の中パソコン

見た途端欲しくなったVAIO typeU、VGN-U70P。結局買いました。

サイズ的にも重量的にも、カバンに単行本が1冊増えたのと大体同じなので、毎日持ち運べそうです。かつて自分が使っていたBIBLO NC13Dにしろいまどきの他のノートパソコンにしろ、カバンに入れるとかなりのスペースを食ってしまって他のものを入れる余裕がなくなってしまうことを考えると、この省スペース具合は素晴らしいです。

なんせ本体とキーボードをそれぞれケースに入れてカバンに放り込んでも英和辞典くらいのスペースしか食わないですからね。

そして…。以前から考えていた机の中パソコンがついに実現してしまいました。

これは、大学の方のデスクトップPCとディスプレイ&キーボードの間にCPU切替器を入れてデスクトップとU70Pをボタン1つで切り替えるようにして、U70P本体は机の引き出しの中に入れてしまった…というものです。

typeUの5インチディスプレーは、机で使うにはさすがに小さすぎるので、本体をまるごと机に入れてデスクトップ用ディスプレー&キーボード&マウスで操作することにしたわけですが、使ってみてもなかなか良いなぁ…と、思ったのでした。

しかもそれでいて必要な時にはそのまま持ち出せるわけで。

ついなんで姫野ベンチやってみたら、246.5Mflops*1でした。これはつまり、P4やAthlonXPよりは遅そうだけどPentiumIII系統よりはだいぶ速いということか。

*1: himenoBMTxp_mにて。himenoBMTxp_sだと280.6Mflops

2004年05月12日

VGN-U70P

数日前このPCの記事を目にしてからすごく欲しくなっているVAIO VGN-U70P

http://www.vaio.sony.co.jp/Products/VGN-U50/

もうかなり徹底的に欲しくなっている。

どうしてかというと…。

まず、キーボードレスでタッチパネルと、劇的に小さいのでPDA・電子手帳的に使える(だろう)*1

しかもキーボード折りたたみ式だから小型PC特有の死ぬほど打ちにくいキーボードを使う必要もないしノートPCの生暖かいキーボードを打つ必要もない。いざとなれば小型マウスとHappyHackingKeyboardあたりを持ち運べば、スタバですこぶる快適なPCライフだって可能なはず。

そういえば、Webサイト記事なんか見ると大抵ポートリプリケーター付けてUSBキーボード付けてあるけれど、本体にUSBコネクタ付いているわけだからわざわざポートリプリケーター持ち運ぶ必要ないやん…って思う。

本体と折り畳みキーボードだけ持ち運び、家ではポートリプリケーター&フルサイズキーボードで使用。っていうのがスマートだと思うよな。

うーーん。いいないいないいな。

とりあえず、お台場のVAIO World 2004にでも行ってどんなものか見てこよう。

http://www.vaio.sony.co.jp/Info/2004/info_0426.html


あと一応、どうなんだろう?…と思う点は、画面サイズが小さくて解像度が低いことと、タブレットが電磁誘導式でないので液晶タブレットとしての余生を過ごさせられなさそうな点。

A5〜B6サイズでXGA、折り畳みキーボードなフルスペックのタブレットPC、どこか出さないかなぁ…。

*1: 最近、Linux入ってるZaurusあたり、持ち運び端末として良さそうだなぁ…とか思っていたのだけれど、このVAIO Uはそれより断然良さそうではないか。音声通話PHSにもつながるし。…ZaurusだとCFタイプのAirH"あたりを使うことが想定されていてPHSの接続ケーブルがなかったんだよねぇ。

投稿者 nomoto : 17:55 | コメント (0)

2004年05月10日

Microsoft Office 2003

そういえば最近、Microsoft Office Professional Edition 2003 なんていうものをついに導入した。これまではWord98だったわけなので、ほとんど5年ぶりのバージョンアップになる。

しかしあれだ。なんでOfficeのアカデミックはProfessionalしかないのだ…?

なんせこのProfessional。必要ない機能の天こ盛りだからだ。

パッケージを見るところによると

Word2003

Excel2003

Outlook2003

PowerPoint2003

Access2003

Publisher2003

HomeStyle2003

が入っているらしい。

でも、自分ははっきり言って普段はWordにPowerPoint、あとExcelしか使わない。

そのExcelだって、IgorProがあるからほとんど使わない。

Outlookなんてどう考えたって使わない。

Standardがアカデミックで安くなっていればいいのにとどれほど思うことか…。

あー無駄だ無駄だ。

投稿者 nomoto : 01:35 | コメント (0)

2004年04月10日

うちのPC

先ほど、以前書いていた自宅その他のコンピュータの記録に、このページへ移行した由のことを書いたので、ついでに我が家の現在のPC構成を書いてみる。

1999年頃の構成と比べてみると、全然違うな。HDD容量なんて20倍以上…。

5年でここまで進歩したものなのか…と思った。

現在の大学用マシンスペック
         CPU: AthlonXP 2200+
Mother Board: ASUS A7V8X
      Memory: 512Mbyte (PC2700)
         HDD: 40G(IBM DTLA305040, UltraATA100) + 60G(Maxtor 6Y060L0, UltraATA133,RAID1,60GBx2)
  Video card: ELSA GLADIAC 511 TWIN改 (Quadro2 MXR, 32MB)
          OS: Windows2000 Professional
     Display: SONY CPD-G200J

現在の自宅用マシンスペック
         CPU: Pentium4 2.0A GHz
Mother Board: Gigabyte GA-8IEXP
      Memory: 512Mbyte (PC2100)
         HDD: 60G(Maxtor DiamondMax Plus D740X 6L060L3, UltraATA133,RAID1,60GBx2)
              + 60GB (Maxtor DiamondMax Plus 9 6Y060L0, UltraATA100)
              + 160GB(Maxtor DiamondMax Plus 9 6Y160L0, USB2.0)
  Video card: Leadtek Winfast GeForce ULTRA改 (Quadro2 Pro 250/460, 64MB)
          OS: WindowsXP Professional
     Display: EIZO FlexScan E67T

…と、ここまで書いてみて思ったことには、マシンスペックが一覧できないのって実は不便。

よって、今後もうちのPC構成については自宅その他のコンピュータの記録に書き続けていくことに決定。

投稿者 nomoto : 15:41 | コメント (0)

2004年04月03日

HippLiner雑誌収録

根本的に書き換えたバージョンアップをしようと思いはすれど、なかなか時間が取れないHippLinerですが、最近7冊目の雑誌収録がされたみたいで、先日見本誌が届きました。

フリーウェア5000 2004 Spring

http://www.ascii-store.com/catalog.cgi?id=60868

で、ぱらぱらとページをめくってHippLinerを探したものの、見つからない。

どこだろうどこだろう…と思っても分からないので、添付のDVDを入れて検索してみました。

すると、やっと見つかりました。

「アクセサリー」の中の「他」というところに分類されていたのでした。

自分は「その他」の中の特に「 学習関連」とかを探していたから、見つからないわけだ。

他の天文関係ソフトは「その他−学習関連」に入っているわけで、HippLinerもそっちに入れてくれた方が嬉しかったかも…と、思ったのでした。

投稿者 nomoto : 16:29 | コメント (1)

2004年03月29日

MDGRAPE2

昨日見た化学会年会の企業ブースに(社)理化学研究所っていうブースがあって、MDGRAPE2のデモが行われていた。あー、化学会でも宣伝するんだな…って思ったのでした*1

*1: そして、どこが(社)なんだ?(独)じゃないのか?、…とも思ったのでした。

説明していたのは知らない人(たぶん所属も違うユニバースとは関係ない人)なんだけど、共同開発のところに知った名前として、こいしさん、えびすさんに、まるさんがいたので、そっか。まるさんGRAPE関連で何かやってたんだ、ふーん…って思ったのだったり。

投稿者 nomoto : 02:40 | コメント (0)

2004年03月16日

姫野ベンチ

今日いろんなマシンで姫野ベンチ(himenoBMTxp_m)を試してみた。

  • 右隣の机のPowerMacG4 (1.25GHz Dual機だが計測はおそらく1CPU)が 186 MFlops
  • 左隣の机の新品のFMV BIBLO MG75G (PentiumM 1.5GHz 512MB)が 339 MFlops
  • 自分のAMD AthlonXP2200+ 512MB機が 306 MFlops
  • 自宅Pentium4 2.0A MHz 512MB機が 335MFlops

…と、軒並みうちの研究室の

  • Compaq AlphaStation XP1000 (Alpha21264 667MHz)、 132MFlops

よりも速いらしい…。

G4 1.25GHzがちょっと遅すぎる気もするけどこれはひょっとしたらGCCで、しかもオプション無しでCをコンパイルしたからかもしれない。

ん!? そういえば姫野ベンチは前も測っていて

http://t.nomoto.org/etc/diary.html#030423A

その時は

  • 431.7 MFlops: AthlonXP 2200+ HimenoBMP XP
  • 353.7 MFlops: Pentium4 2.0GHz 512MB HimenoBMT XP

らしいので、1年前より同じマシンなのに大分遅くなったことになる…。

なんでだろう…。


AMD AthlonXP2200+ 512MB機

C:\HimenoBMT\himenoBMTxp_m_exe>himenoBMTxp_m.exe
  mimax=         257  mjmax=         129  mkmax=         129
  imax=         256  jmax=         128  kmax=         128
  Start rehearsal measurement process.
  Measure the performance in 3 times.
   MFLOPS:   302.5768       time(s):   1.359375      1.6839170E-03
 Now, start the actual measurement process.
 The loop will be excuted in         132  times.
 This will take about one minute.
 Wait for a while.
  Loop executed for          132  times
  Gosa :  1.3284048E-03
  MFLOPS:   305.9335       time(s):   59.15625
  Score based on Pentium III 600MHz :   3.693065

Pentium4 2.0A MHz 512MB機

C:\HimenoBMT\himenoBMTxp_m_exe>himenoBMTxp_m.exe
  mimax=         257  mjmax=         129  mkmax=         129
  imax=         256  jmax=         128  kmax=         128
  Start rehearsal measurement process.
  Measure the performance in 3 times.
   MFLOPS:   324.9900       time(s):   1.265625      1.6839170E-03
 Now, start the actual measurement process.
 The loop will be excuted in         142  times.
 This will take about one minute.
 Wait for a while.
  Loop executed for          142  times
  Gosa :  1.3130215E-03
  MFLOPS:   334.9493       time(s):   58.12500
  Score based on Pentium III 600MHz :   4.043328

Compaq AlphaStation XP1000 (Alpha21264 667MHz)

alpha> a.out
 Select Grid-size:
 Grid-size= 
            XS (64x32x32)
            S  (128x64x64)
            M  (256x128x128)
            L  (512x256x256)
            XL (1024x512x512)
M
  mimax=         257  mjmax=         129  mkmax=         129
  imax=         256  jmax=         128  kmax=         128
  Time measurement accuracy : .10000E-03
  Start rehearsal measurement process.
  Measure the performance in 3 times.
   MFLOPS:   84.17038       time(s):   4.88670000000000       1.7335929E-03
 Now, start the actual measurement process.
 The loop will be excuted in          36  times.
 This will take about one minute.
 Wait for a while.
  Loop executed for           36  times
  Gosa :  1.5376997E-03
  MFLOPS:   131.6115       time(s):   37.5027000000000     
  Score based on Pentium III 600MHz :   1.588743