2006年06月10日
PCオーディオ環境
のもとのPC回りのオーディオ環境はこれまで自宅の方を重点的に良い物を使っていたのですが、最近ふと気がつきました。
そう。最近のもとは自宅より居室&実験室の方が滞在時間が長いのです。
考えてみたらPCに接する時間も自宅マシンは結構少なくなっていて、メインマシンが居室マシンになりかけています。
ということは、大して使いもしない自宅用に良いオーディオボードを使うより、日々使用頻度の高い居室マシンにオーディオボードを入れたほうが賢いのではないか。
…というわけで、思い立つ日が吉日(じつは今週はじめ)。早速自宅のオーディオボードを居室に上げてきたのでした。
そんなこんなで、これまでは
自宅:RME 96/8PST proのデジタル出力→5.1chホームシアターシステム(DENON DHT300)、ヘッドフォン他.
居室:AUDIOTRAK OPTOplay→ヘッドフォン(以前はB&O A8、ここ1年くらいはEtymotic Research ER4S).
だったのが、
自宅:マザーボード付属の光デジタル出力→5.1chホームシアターシステム、ヘッドフォン他.
居室:RME 96/8PST proのアナログ出力→ヘッドフォン(Etymotic Research ER4S).
となったのでした。めでたしめでたし。
変えてみての感想としては、
- まず、RME 96/8PST pro→マザーボードのSPDIFへ変えたのが案外違いが分かる気がします。デジタルだから大して変わらないかなと思ったのですが。…とはいえ、元々音質を気にするホームシアターでもないので良しとします*1。
- OPTOplay→RME 96/8PST proは良くなりました。OPTOplayもそんなに悪い物でもないのですが、流石にRME 96/8PST proは価格帯も違うし、うちの単品コンポのCDプレーヤと比べてみても96/8PSTproのほうが良かったりもするので*2、まぁそんなものでしょう…というか当然。
あとついでなので今居室で使っているヘッドフォン(イヤホン)、Etymotic Research ER4Sについて書いておきます。
まず、基本的にすごくフラットです。MDR-Z900みたく低域が強烈にブーストしているわけでもなく、MDR-CD3000みたいに高域が華やかなこともありません。でも細かい音までちゃんと聞こえます。
次に、カナル型なのでそれほど目立たないし、遮音性が高いので耳栓にもなります。しかもインピーダンスがわりと大きめなので、飛行機の中で座席のヘッドフォン端子に差しても巨大な音量に頭を抱える必要はありません。
欠点としてはまぁ外見がプラ製で安っぽく見えるとか、それにもかかわらず高い…とかですが、総合的にはかなり良いヘッドフォンだと思います。*3
*1: よくよく考えてみたら、自宅用にわざわざ96/8PSTを使っていたのは元々はDATの録音データを取り込むためだったことを思い出した。手持ちのオリジナルデータは大体HDDに取り込んだのだけれど、未だD-07の96kHz16bitデータだけはHDDに取り込めていないのでなんとかしたいところではある…。
*2: ちなみにそのCDプレーヤは92年製CDP-555ESJ。
*3: ちなみに東京なら秋葉原のLAOX Mac館で試聴できます。大阪だと梅田ヨドバシに展示してあるのを見ました。