2004年11月28日
Itanium2マシン到着
研究室にItanium2のコンピュータが一昨日やっと到着した。
1ヶ月前に納品される予定だったのに、300GBのUltra320 SCSI HDDがまだ来ません来ません…とはぐらかされて3週間。業を煮やして在庫のHDDを入れてとっとと送ってください…と言ったところで300GBHDDが到着。…でもそのHDD、結局上手く動かなかったらしく、一昨日届いた時には73GBのHDDが3台納まった状態…。(3台でストライピング)
まったくもって困ったものだ…。
で、到着後ディスプレイ&キーボード用棚を作ってコンピュータを設置した状態がこれ。*1
上のディスプレー&キーボード台は後楽園のドイトでカットしてもらった18mmのラワン合板の上にリフォーム用シートを被せたもの。案外綺麗にできた。*2
さて、気になるのはパフォーマンス。
このマシンのCPUはItanium2 1.4GHz×2。
まずはとりあえず姫野ベンチを走らせてみた。
すると…、ifc8.1でオプションなしコンパイルしたら400Mflopsくらい、-fastオプション付きで1200Mflopsくらいになった。(いずれも1CPU)
比較対象として、試しにPentium4 3.2GHzマシンでifc7.1を使ってコンパイルしてみたら、-O3オプションの有り無しにかかわらず550Mflopsくらい。結局は最適化次第ということで、速いんだか遅いんだか今のところなんだかよく分からない結果となった。
ただ、いずれにしろ2GB以上のメモリを使うような計算はPentium4だと不可能なわけで、そういう計算が出来るという点がこのマシンの重要なところだ。
2004年11月22日
駒祭2004
駒祭、見てきました。
http://gfd00.ms.u-tokyo.ac.jp/tenmon/komasai/2004/
今プラネを作ってるのは自分からすると8つくらい下の学年になるわけだけれども、今年もまた、天文部のプラネタリウムができたのだね、と思うとなんか嬉しくなるね。
07の日周緯度のフレームとか、まだ使われてるもんねー。スピーカーも見覚えあるし。
初日上映が問題なくできているのもすばらしい。
ただ、今日遭遇した07が3人だけだったのはちょっと悲しかった…。
しかし恒投。(自分達の頃の)ピンホール式からレンズ式になってからそろそろ5年くらいになるのか。
年々徐々に徐々に改良されてるのが分かる。
オリオンは三つ星がちゃんと並んで、多少胴体が伸びてもオリオンらしく見えるし、南天も明るくて綺麗。みなみじゅうじのガクルクスは特に綺麗。天の川は結局よく分からなかったけど…。
それでもまだ星の回りがぼやっとした感じになってしまう。
レンズの収差のせいなんですかね…? それともフィルム?まさか回折光じゃないだろうし…。*1
あとはドームの反射特性とかか…?
難しいものだね。
*1: ヤングの干渉実験に近い構図ではあるけど、たぶん違うよね。