- いま東京(2005年09月23日 )
- 東京滞在(2005年09月22日 )
- 六甲で「六甲のおいしい水」は飲めるのか(2005年09月17日 )
- ユーロピウム(2005年09月04日 )
- 初バリウム(2005年09月02日 )
- 10分でできる南インド料理(2005年09月01日 )
2005年09月23日
いま東京
そんなわけで東京。
今回の宿は外装の綺麗さに比べると内装は案外くたびれた感じ。
とはいえ、必要なものは揃ってるし安いし勝手知ったる池袋だし、まあ良いかな*1。
*1: ただ、部屋がほのかにタバコ臭いのだけはなんとかしてほしい。せめて禁煙フロア作れ。
2005年09月22日
2005年09月17日
六甲で「六甲のおいしい水」は飲めるのか
神戸大学があるのは神戸市灘区六甲台。
最寄りの駅は阪急六甲駅。
背後にそびえる六甲山。
こんな六甲づくしの町にやってきたのだから、水道水だって六甲のおいしい水かもしれないという一抹の期待が引っ越し当初はありました。
しかし現実はそんなに上手くはいかないもの。
神戸市水道局のページによれば、神戸市海側各区の水道水の大部分は阪神水道企業団経由の水らしいです。つまり淀川の水。
とはいえ、かつて5年だか10年だか前にのもとが訪れたときの大阪や神戸の水道水は藻の臭いがして、関西の水は酷いと思ったものですが、今は高度浄水処理を行っているからか、うちではシャワーのお湯でも藻臭いということはないようです*1。
さて、それでは六甲のおいしい水はどこで採水されているのか。
*1: むしろ以前住んでいた豊島区の水の方が時々だけれど藻臭かったかも。これは日によって利用浄水場のブレンド率が違うからかな?
ハウスのWebを見ると、六甲のおいしい水は神戸市西区井吹台東町7丁目の六甲工場で採水・製造されているとあります。確かに上の写真のペットボトルにも採水地:神戸市西区井吹台東町の記載があります。
西区。いやあ、六甲山麓からはずいぶんと遠くにあります。本当に「六甲の」おいしい水でいいのか…という心配をしたいくらい。
しかし。Googleで検索してみると、「六甲のおいしい水 のふるさと」というページがありました。
曰く、六甲のおいしい水の採水地は六甲駅近くにあり、ここで採水された水は専用のタンクローリーでハウス食品の工場まで運び衛生管理されボトル詰めされる、とのこと。どうやら、六甲にも「おいしい水」の採水地があるようです。
ものは試しにと、Webでこの灘区内の採水地を割り出し(google:水源 六甲のおいしい水 灘区)、先程見物に行ってきました。
上記ページに書かれてあるとおり、ハウス食品のハの字もなく、住宅地のこぢんまりとした敷地内に採水施設がありました。
さて、ここでもう一度先程の六甲工場のページを見てみると、"「六甲のおいしい水」(2リットル専用)の工場"とあります。そう。この六甲工場は2Lタイプの六甲のおいしい水の工場なのです。
それならば500mlボトルの「六甲のおいしい水」の採水地は神戸市灘区なのかもしれませんね。
…というわけで、帰りにダイエーグルメシティ灘店で六甲のおいしい水、500mlボトルを買ってみました。
無事「採水地:神戸市灘区」の六甲のおいしい水を手に入れることができましたとさ。
それにしても。
以前はとっても値段の高かった「六甲のおいしい水」が、最近はコーナンで2L98円という値段で売られていて、安くなったものだ…と思っていたのですが、たぶんその理由には2004年に完成したという、ハウスの六甲工場にあったのですね…。
2008/06/18追記:2Lのほうの写真を成分表示が書かれたものに差し替え&六甲工場のリンク張り直し&六甲工場の位置特定&ダイエーグルメシティ灘店の地図へリンク
2005年09月04日
ユーロピウム
以前、「スペクトル色々」でCRTのスペクトルを測ってみたとき、赤色の発光がスパイク状の鋭いピークだったので「これは一体どんな物質のスペクトルなのだろう…」と思っていたわけですが、先日「一家に一枚周期表」を眺めていたら、ユーロピウムの項に「カラーテレビの赤色蛍光体」、「昼光色の蛍光灯」と書いてありました。
そこで化学便覧(改訂5版)を見てみると確かに、I巻の「表5.69 代表的な蛍光・りん光体の特性」という項目(I-p743)にカラーTV用CRTの発光体として青:ZnS:Ag、緑:ZnS:Cu,Au,Al、赤:Y2O2S:Euなんて書いてあります。
ユーロピウムはランタノイドですから、スペクトルにあった鋭いピークはf軌道の遷移だったのですね。
ここで無機化学の教科書を見てみますと、シュライバー曰く、
大部分のランタノイドイオンには色がついていて,固体の錯体中におけるランタノイドイオンのスペクトルは,d金属錯体に比べてはるかに狭くかつ明瞭な吸収バンドを示すのが普通である.これらのスペクトルは弱いf-f電子遷移に関連している.吸収バンドが狭く,また配位している配位子の種類に鈍感なことは,f軌道の動径方向の広がりが,充満した5sおよび5p軌道よりも小さいことを示している.
だそうです。
これはつまり、f軌道は5s,5p軌道よりも深いところにいて化学結合と関係ないので、軌道準位が周りの物質の影響を受けない。その結果スペクトル幅が鋭いということでしょうか*1。
*1: シュライバーの説明は「スペクトル幅が狭い→f軌道が深いところにいる」という順序になっていますね。
なお、「弱い」f-f電子遷移とあるのは、f-f遷移が本来禁制であるからであろうと思います。
2005年09月02日
初バリウム
今日は健康診断。
できる項目を全部チェックしておいたら、なんか生まれて初めてバリウム飲むことになった。
バリウムって白くてどろどろしていて粉っぽいのねー。
飲むヨーグルトという評を聞いていたけど、飲むヨーグルトよりはだいぶ粉っぽい。
そりゃまあ硫酸バリウムなんだから当然ではあるのだが…。*1
終了後、下剤をもらった。センノシド(たぶんこれ:プルゼニド錠。)
即効じゃなくて時間が経ってから効くということで、確かに19時頃から効いている。
…というわけで、バリウムやら超音波腹部診断やら、はじめての診断をいろいろ受けた1日でした。
*1: 見方を変えると固まる前の石膏(硫酸カルシウム)みたいなもんだよね。
2005年09月01日
10分でできる南インド料理
「10分でできる南インド料理」(ISBN:4873662796)という本を買ってみました。
本当に10分でできるかどうかはともかく、サンバルやダル、ラッサムといった基本的な(だよね?)料理からドサ、ウプマやいろいろなチャツネの作り方が載っていてなかなか便利そう。
2月にインドに行ってサンバルパウダーやラッサムパウダーを買ってきたものの、作り方が今ひとつよくわからなかった*1のもととしては、非常にHappyな本なのでした。
関西には南インド料理店はどうも無いみたいだしねー*2。
それにしてもこの本の料理、どれもこれも美味しそうだ…。